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Author:松原です
アラキ工務店で現場監督をしています。
仕事のことや、ちょっと気づいたことなどを綴っています。

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アラキ工務店|松のリフォーム
京都の(株)アラキ工務店に勤めています。クロスの張替や便座の取替などちいさなリフォームでも遠慮なくおっしゃってくださいね♪
3階建ての修繕
20年ほど前に建てられた、3階建てのお住まいの外装工事をさせていただいています。


IMG_20170615_151706.jpg

1階の水廻りの工事をさせていただいた際、シロアリに柱梁が食べられる被害が確認できました。

これだけシロアリが入るのは、どこかで雨水が家の中に入ってきているのだろうと原因を調べると、

どうやら大屋根の樋がつまり、外壁の水切りの施工でも不具合があるようです。

IMG_20170414_154624(1).jpg

3階建てで地上8M以上になるので、現状確認をするのも一苦労です。

今回は裏の空き地・両隣のお宅の庭に越境して足場をお許しいただけましたが、市内の建売住宅では、

そもそもこのような事がやりにくくなっているケースは多く、維持管理のハードルは高いと想像します。

IMG_20170616_100522.jpg

屋根の上は私たちが想像している以上に土埃がたまりますが、今回は大屋根の樋の集水器が

小さなプランターのような状態になっていました。

樋のつまりという些細なことですが、3階建てということで発見・対処の機会が遅くなり、

そのあいだに建物の躯体のシロアリ被害がどんどんと進んでしまっていたことになります。

IMG_20170616_100754.jpg

3階建ての場合、2階建てに比べ飛躍的に、傷んだ躯体の満足な補強が難しくなると感じます。

大事になる前の定期的な点検とメンテナンスの必要性は、なかなか一般の方に理解していただけない事も多いですが、

既存の建築ストックを大切にしていくという社会的な視点が今後本当に大切になってくるとすれば…(?)

また、防災的な観点からも、都市部に立ち並ぶ不健全な木造3階建てが地震の際に引き起こすリスクを考えると、

車に車検があるように、車の何倍も高額な住宅でも義務的な定期チェックを設けたリ、それに対して十分な補助金を出すような、

メンテナンスへの動機付けを高める政策があっても良いのではないかと感じます。