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Author:松原です
アラキ工務店で現場監督をしています。
仕事のことや、ちょっと気づいたことなどを綴っています。

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アラキ工務店|松のリフォーム
京都の(株)アラキ工務店に勤めています。クロスの張替や便座の取替などちいさなリフォームでも遠慮なくおっしゃってくださいね♪
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想定外なこと

古い建物の工事をさせていただいていると、いろいろ想定外のことがあります。

なかでも座敷の床下に防空壕が掘ってあることはしばしばありますが、今回の場合は建物の下に川が流れていました。


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厳密にいうと、溝があふれるような記録的な大雨や、昔の名残で近隣の方が垂れ流す雑排がわずかに通る程度のようですが、

かつて間地だったところに流れていた川が宅地として取り込まれて、その上に建物が建てられたという経緯のようです。

この界隈は歴史的にも早くから人が棲み付いた地域のようで、そういった歴史的な由来に思いを巡らせつつ、

そうはいっても建物の不動沈下の原因を放置する訳にはいかないので、近隣に倣って排水管を埋設して埋め戻すことになりました。
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構造補強
市内で工事をさせていただいている、町家の改修現場。

外周部の柱梁の損傷が著しく、新たに入れ換えることになります。

再利用する部分を残しながらの、危険な作業。

緊張感をもって進めていきます。

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源氏襖
襖の一部に紙障子が入るものを源氏襖といいます。

一枚ものの襖を入れてしまうと、暗くなったり、息苦しく感じてしまう箇所で、個人的に好んで使います。

通常の和襖の下地でないと紙貼障子が収められないのですが、通常の襖の数倍の費用がかかってしまうので、

下の例はフラッシュ下地でやっています。

同じ紙でも、障子と襖を並べると違いが際立ち、味わいが増すように感じます。

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1階廊下

春の風景
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わたくし事ですが、先日、北陸の実家に帰って、お墓参りをしてきました。

京都では桜は散ってしまいましたが、向こうではどんよりと曇った空の下でまだ花をつけており、

季節はずれの雪でうっすら白くなった山を背にして、なんとも長閑な、懐かしい風景でした。
完成間近のゲストハウス
西本願寺近くで工事をしている、ゲストハウスが完成間近です。

傷み・傾きがひどい長屋の一戸を、限られた予算で直す難しい工事でしたが、

西川棟梁の適切な見極めと現場采配で、建物が躯体からしっかりと蘇りました。

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[工事前]
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ほんとうにボロボロでした。

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旅行者に選ばれる宿になるよう、水まわりは少し贅沢にしたり、町家らしい吹き抜けや丸太梁を残したりしています。

掃除をして、畳を入れるのが楽しみです。
郵便受け

お正月少し時間があったので、実家の端材を加工して郵便受けをつくりました。

日曜大工の仕事なので手の荒い箇所もありますが、受け口にバネ蝶番を仕込んだり、扉の菊座の裏に栓錠の細工をしたり、

これでいろいろと知恵をしぼっています。


やっぱり材料の木取りや格好の検討を作業台の上でしている時間が一番楽しいです。

毎日の仕事では建物全体の準備に追われて大工さんにゆだねるところですが、

この過程にタッチしないと、つくることの素朴な楽しさと満足感を忘れてしまいそうになります。

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目隠し格子
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エアコンの室外機を家の前に置く際に、少しでも見た目に違和感のないように、格子の室外機カバーを取り付けます。

大工さんが全部手作りすると、どうしても5万円近くかかってしまうので、お客さんのご要望次第で、8千円程である既製品を

お勧めすることがあります。中国製で値段相応の華奢な造りではありますが、防腐塗装もしてあり、組立も5分で完了。

町家の出格子と並んでも、違和感がないので良いのではないでしょうか。
参道の景観
大阪府内の某所、お寺の参道に面する建物群の、改修のご依頼をいただいています。

古くは鎌倉時代に起源をもち、現代まで続く由緒ある信仰の場所であっても、これからの時代を見据え、

幅広い年代層に親しまれるような境内の環境整備も不可欠、という住職方の御意向を伺っています。

現況

あるきっかけで半世紀程前の写真を拝見すると、かつては赤松林が生い茂る、今とは違った風情に驚かされます。

時代時代のさまざまな要請で今の姿になったようです。

こういった写真を見ながら往時の話を聞くにつけて、自分が仕事をしている場所は、小さなことも大きなことも全て、

歴史的な世界の内にあるのだなと思い知らされます。

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